音楽に国境はない。知らない言葉の歌詞にでも,知らない民族のリズムにでも,感動することができる。だが,ことMP3の音楽に限っては,ウインドウズとマックの間の隔たりは大きかった。ここに来てやっと,マックユーザーもMP3とともに街に出られる日がやって来た。ウインドウズでは,ずいぶん前から当然のことだったのだが…。
ダイヤモンド・マルチメディア社の子会社,リオポート社がマック対応の初のデジタルオーディオプレイヤー「リオ・ポンプ500」を発表した。リオ・ポンプ500は,発売中のPC用リオ300の2倍に相当する最長2時間分の音楽を保存でき,インテル標準PC,iMac,ブルー&ホワイトのパワーマックG3と連動させることができる。iMacに合わせてか,半透明のグレー,青緑色,パープル,および黒が揃えられている。
二日続きのマックネタでごめんなさい。マックのことなんか知らんという方は許してくださいm(_ _)m。私の知り合いでリオを使っている人がいて,いいなぁ〜と思い続けていたのでつい…。それにしてもやはり,MP3におけるウインドウズとマックの差は大きかった。ウインドウズでMP3を再生するにはなにを使おうかなぁ,やっぱりウインアンプで皮は…なんて云ってられるが,マック上のMP3再生ソフトなんて数えるほどしかない(;_;)。まぁ数ありゃいいという話でもないのだが。
MP3を持って街に出られるという快感。これはとても大きいような気がする。ファイルとしてのMP3のスマートさ(ファイルサイズのことではなく,その存在意義の)は,他を抜きんでている。いろいろな音楽フォーマットが現われだして,さらにこれから著作権を侵害しない新しいフォーマットの登場も予想される。が,現在のMP3の,そのスマートさを上回るものは当分出ないだろう。さぁ,マックユーザーたちも,MP3を持って,街に出ようじゃないか。
|